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2008年2月24日 (日)

理想

理想
とある学校で学年末の実技試験があった。学生たちはピアニストさんを伴奏に従え、トランペット1本を武器に闘いに挑む。ここの学校では暗譜で試験に挑まなければいけないので、事故の起こる確率も高い。暗譜には賛否両論あって、私もどちらがよいとは判断できない。暗譜しなさいと言わないとあまり練習しない学生もいれば、とても込み入っていて暗譜が難しい曲もある。コンチェルトなどは暗譜も良いと思うが、ソナタなどはアンサンブルに近いので暗譜の必要があるか疑問である。曲にもよるし、学生にもタイミングにもよる。暗譜しなければいけないという学校の方針も理解できるのだが、その本意はなかなか学生まで浸透せず暗譜ができていないことで力が発揮できない学生が非常に多かった。率直に先生の立場から感想を述べると、自然に暗譜するくらい練習しろよ!というのが本音かな。ソロというのは自分がすべての音楽監督なので、自分の吹く部分はもちろん、ピアノのパートまですべてを把握した上でどのように演奏するかだと考える。だからソロを1曲吹くということはとても大変なことなのだが、吹奏楽団の大勢の中の1人とかわりない感覚で甘い学生が多い
と思う。残念ながらそれは学生ばかりでなく、私たちのレベルでもそれに近い感覚の人もいるので学生にそれを求めるのは酷なのかもしれないが、自分の生徒にはそれくらい突き詰めてやって欲しいと思う。
そうだからこそやっぱり、基礎力は大切だと思う。楽譜の音を並べるのに必死な人が、人を感動させる音楽ができるわけがない。本番に譜読みが間に合うか合わないか、その曲がギリギリ吹けるなんていうレベルでは、お金をとって演奏してはいけないのだと思う。そう思うようになった今、どんなにキツくても練習時間を削ることはできなくなった。これにもっと早く気付いていたらなぁ…10年前の自分がこの言葉が言えたかというとそうではないが、同じ感覚を持った仲間と仕事がしたいなぁと思う今日この頃。それは贅沢なのだろうか…
あっ、今日のリハは楽しかったですよ。初リハながらテンポを動かしても皆さんついてきてくださって、大人のアンサンブルという感じでした。ちなみに今日は4/23大倉山記念館水曜コンサートのリハでした。

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コメント

こんにちは!ご無沙汰しております。ブログ、ちゃんと読んでいます。
加奈ちゃんには、加奈ちゃんの世界があるんだなぁ!と思います。
お父さんには、理解できない世界かもしれませんね。でも、ちゃんと足元を固めた加奈ちゃんなら、選択はできることでしょう。
頑張って下さい!

あと、改行を多くした方が、読みやすいと思います。

投稿: はとこ | 2008年2月24日 (日) 11時19分

はとこさんコメントありがとうございます!
お返事しようとfaxを楽譜にはさんで持ち歩きもうしばらく経ってしまいました。すいませんm(_ _)m
これからははとこさんのページもお気に入りに登録して見せていただきますね。
改行多めでがんばります!

投稿: かな | 2008年2月24日 (日) 17時46分

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