before recital

リサイタルの問い合わせやチケットの対応に忙しくなってきました。チケットが１枚売れるたびに、嬉しさと感謝と不安の複雑な心境です。

いつもブログを読んでくださっている方には耳タコでしょうが、この時期にはいつも母との会話を思い出します。ある歌手が「お客様は神様です」と言ってだけど、ホントそうだよねって。チケット買って交通費かけて来てくださるんだから、ありがたいよ。

この時期夢にみるのが、ステージに立ったらお客様が誰もいないとか、１曲吹いたらゾロゾロ帰っちゃうとか、吹いても吹いても音がでないとか。ゾーッとして目が覚めます。

そこまでのことは実際にはないかもしれないけれど、今年の演奏で来年の、または先々のお客様の数は決まってしまうというか、いい演奏をすることが一番の宣伝、もちろん逆もあるわけで。

始めは勢いでやっていたけれど、回を重ね年をとる毎に恐さが増します。少しずつお客様の期待も感じます。

お客様や親身に支えてくださるスタッフの方々の期待に絶対応えていかなきゃ。 10回続けてきて、私の大きなプロフィールと社会的な信頼につながったこのリサイタル。また来たい手伝いたいと思ってもらって、先に繋がるものにもしなければ。

なんだかまとまらないけど、ご勘弁を。とりあえず寝てみます。