education for the children
今朝は事故で特急が75分遅れからのスタート。なんだかドタバタした1日でした。
最近は東京でも小学生を教えるようになりましたが、水戸では以前から小学生の生徒が多いので、ラッパの面だけでなく、生徒たちの成長を見させてもらっています。
一番初めは、小学生でも、特に女の子は、大人のようにお話する子もいて、大人に近い対応をしていましたが、ある時から、やっぱり大人っぽくみえても子供は子供なんだなということに気づき、最近はずいぶん子供の扱いにも慣れてきたと思います。
私は決して、威厳を持ったコワい先生タイプではないので、どちらかと言えば、親しみをもってもらえるようにという接し方だと思います。そのことによって、ある程度、ラッパの先生としては結果をだすことができているとは思いますが、最近思うのは、そういう子供たちが成長してきたのちのことです。子供のころから接しているわけですから、やっぱり甘えがでてくるように感じます。いい意味で甘えてもらえるのはいいのですが、悪い意味で甘えてくる生徒も少なからずいるように感じます。そうなると、私は甘やかし過ぎてしまったかと反省するのです。
私は、同僚や、私よりちょっと若い関係者には、「コワい人」と思われることが多いと思います。自分にも厳しいけれど、人にも厳しいと思います。それは当然、仕事だからです。仕事としてやってはいけないだろうと思うようなことをする人には、当然、次からは頼めないというだけですが、それはフリーランスとしてはコワいことというのも当然だと思います。もちろん、その人でなければいけないというほどの人であれば、またお付き合いは続くと思いますが、そういう人に限って、残念ながら代わりがいるのです。
仕事において、してはいけないことをするのはもちろんのこと、言われたことしかできないというのも問題だと思います。例えば、なんでも聞かなければできないとか。場所を言えば、それはどこですか?何駅ですか?とメールが来たりしたら、「そんなことは自分で調べなさい!」と思ってしまいます。レッスンをしていても、似たようなことをよく感じます。毎回、吹きなおす場所を聞いて確認しないと吹けないとか、レッスン場所も事務局で確認すれば済むことを毎回聞かれたり。
と偉そうなことをずらずらと書いたけど、小さい時からみている生徒が、成長して社会に出たとき、どうなっているか?今のところまだみんな若くて社会にでている生徒はいないけど、一緒に仕事をできると思える生徒は・・・。
あいさつ、言葉遣い、態度、取り組み方、そして当然、能力。ん~・・・。
その生徒が、人間的にも大人に近づいてきたら、私も大人としての対応に切り替えていかなければいけないなと、痛感しています。もちろん、切り替えなくてもちゃんと育っていく人もいますが、そうでない人がいるのも事実。門下というのは、親子みたいなところがありますね。ホントの親御さんの教育というのも少なからずありますが、私もしっかり責任を持ってお育てしていかなければいけません。1人1人の生徒さんのことですから、実験や失敗は許されません。同じ業界に生きる生徒はもちろん、そうでない生徒も、ちゃんとした社会人になってもらわないとね。時々、コワい先生になることも必要みたいですね。趣味ではないけど・・・。
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