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今年度から洗足学園大学の非常勤講師になりました。トランペットはもちろんですが、ブリティッシュブラスの担当でもあります。
私の演奏活動はソロが一番多いのですが、ブリティッシュスタイルの金管バンドも私にとっては大切な活動です。アンサンブルの中で、1番やりたい分野です。コルネットも以前は苦手意識がありましたが、最近はほめられることも多くなりました。しばらく金管バンドのない学校に勤務していたので、とても楽しみです。
金管バンドは、仕組みをよく理解して意識して吹かないと、たくさんの金管楽器と打楽器が同時に演奏するのですから、ただの騒音になってしまいます。緻密なアンサンブルが必要なのです。それを音楽大学の学生たちに教えることができることは、私の思っている「班目門下いい人計画」と共通するところがあり、演奏技術というよりは精神の教育になると思っています。どんなに吹けても、人の心が理解できない人はダメです。人に迷惑をかけたり、自分の都合で自分の思いばかりをふりかざしたり、そんな人が音楽で人を幸せにすることができるわけがありません。ましてや、指導者になっていくのならなおさら。良識のある、そして人の心のわかる音楽人を育てていきたいと思います。
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