thinking day
今日は色んなことを考えました。
まずは、聴くことと譜面を読むこと。私はほとんど音楽を聴きません。若い時はそりゃあたくさん聴いたし、CDもたくさん持っています。合奏の仕事の前はもちろん聴いて勉強しますが、自分の演奏するソロ曲は聴きませんね。自分で楽譜をしっかり読み込んで、自分で作っていくのが好きです。ある程度よめてから、ほかの人はどうやっているのかなとか、暗譜のために聴くことはありますが、自分の解釈でしっかり理解したいので、始めは聴きません。最近の若者は(なんていうとおばさんみたいですが)いろんな音源がありすぎて、譜面をよむ力が少ない人が多いように感じます。誰かが演奏したものを真似するというのは、上手になる第一段階ではあると思いますが、音を耳で覚えて感覚でただ吹いているだけでは、あくまで誰かのコピーでしかないし、ものまねに過ぎません。読み込むだけでなく、単に音がしっかり読めていないので正確にも演奏できないことも多く見受けられます。学生時代にそういう訓練をしなければ学校を卒業しても同じことなのではと思ってしまします。ちゃんと自分で楽譜をよんで、こう演奏したいというのがあるかないか、そこが大事なのではないかなぁと思います。私は特にソロが多いですから、ちゃんと勉強して理解して、ものまねでない私らしい演奏をしたいと思います。
次に考えたこと。「○○断ち」というのがありますが、それはホントに何かを達成しようと思ったときには、一生懸命断つのではなく、自然に断たれていくのではないかなということ。気が付けば私もあるものをしばらく断っています。目標も何を断っているのかも秘密ですが、なんとなく目標が達成されるまではない方がいいような気がしています。もしかしたら、それは私には本当は必要ないものなのかもしれません。でもそれならそれでいいのかと。目標が達成されれば、そのまま私の中から消えていくかもしれません。あることを得られなかった時には、またそれが必要になるのかもしれませんし。今とその時の気持ちを大切に、ずっとあるからなきゃいけないとか、なくさなきゃいけないとか、そういう風には思わないで、自然にまかせてみたいと思います。
そして最後に。昨日は敬老の日だったのに、忙しくて電話のひとつもできなかったので、祖母に電話をしました。といっても月に1度もかけないので、ひどい孫です。祖母は94歳7か月。頭脳明晰。歳をとりながらも前向きに頑張っています。さらに、亡くなった母の代わりに私のことも一生懸命考えて応援してくれています。ありがたいですね。多少、あっちが痛いこっちが痛いくらいのことはあるようですが、湿布がなくなった!くらいですんでいるようです。まだまだ元気で頑張ってもらわなきゃ。私の心の支えの1人ですから。
・・・と、1日頭の中でいろんなこと考えたのでした。
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