changing embouchure
今までの経験において、アンブシュアに問題があって演奏にも問題が生じているということは多く目にしてきたし、自分自身でもそう感じたこともるけれど、だからといってアンブシュア自体を変えようと思って変わらないことが大半だと思う。以前は、自身で意識して変えていくしか方法はないと思っていたけれど、最近、私の考え方は変わってきている。
簡単に言えば、アンブシュアに問題があるときには、大概の場合、発音や息の使い方にも問題があって、それらを総合して見直していかなければいけないということ。結局は、アンブシュアだけも変わらないし、逆を言えば、発音や息の使い方を変えることによってアンブシュアが変化してくることもあるということ。アンブシュアの1つの問題点を改善するにあたり、方法はいくつかあるということなのだと思う。
アンブシュアは毎日同じではないと習ってきたし、ある先生は吹く楽譜によって変えると言っていました。一番大切なことは、こうでなければいけないという決まりはないということだと思う。
アンブシュアに問題があって、何か演奏に問題があると思っているあなたへ・・・。アンブシュアを改善することだけが改善方法ではないかもしれません。まずはその固定概念を捨てて・・・。別の部分を改良することによってアンブシュアも改善するかもしれませんよ。
息を変えれば、その出口であるアンブシュアも変わってこないわけがありません。発音が変われば、顔も変わってくると思いませんか?多方面からトライできると思いますよ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント