competition
吹奏楽コンクールで指揮を振るようになって、もう約15年。今は2つのバンドを振っています。何もわからず流れでこうなりましたが、バンドを育てるのは大変ということがよくわかってきました。
自分ではコンクールを受けることはもうない(と思われます)けれど、毎年2回ずつ、棒を振ってコンクールで評価を受けることは、自分の演奏と同じくらい勉強になっています。アンコンやソロコンありますからもっと機会は多いですね。単に結果というよりは講評です。
そんなのわかってるよ!と瞬間思うことも当然ありますが、やっぱりそこが足りないだなとか、こうしたいと思って作ってきたことを誉められたりすると、自分の感覚が大きくずれていないことが確認できます。
歳をとればとるほど、人の演奏を評価する機会は増えても、面と向かって評価されることは少なくなりますからね。こういう職業、ましてや会社勤めでなくフリーランスなので、自分のやりたいことばかりをやるのではなく、評価されることをやらなければ生き残れないと思っています。人に媚びるつもりはありませんが、世の中で求められるものと自分が提供するものがあまりにかけ離れてしまわない方がいいということです。対人間の仕事ですからね。
そういった意味では、今日はとてもいい成果が得られました。私の感覚は、そう間違っていないようです。少し安心しました。
まだこの夏もうひとつ。そちらはかなりの大勝負にでています。とても難しいけれど、やりがいのある仕事です。最近はたくさんの人に応援され助けてもらって、チームとして戦えるのでありがたいことです。
そして、愚痴も悩みも報告も穏やかに聞いてくれる人に、ありがとうです。なにがなんでもがんばらなきゃ。
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