A stimulating day
今日はとある合唱団の歌伴で、フォーレのレクイエム。今回の編曲だと、吹くところはたったの22小節しかなかったけど、静かに刺激を受けた1日でした。
母校つながりのオケ、大先輩から後輩(弟子)まで同窓生同士、終始和やかでした。なんと、初めてBSCのC管2本揃っての本番!いいね〜!!!
今回の棒は、私の恩師の前任であるI先生、なんと89歳だそうです。演奏会の半分は暗譜で、全部立って振られていました。私は彼の事は話には聞いていましたが、彼に振ってもらうのはこれが初めてでした。89歳にして、素晴らしい感性、若い頃はどんなだったんだろうとも思うし、89年の経験があるからそう振れるんだろうと思うところもある。その深さや洒落っけに、私は演者であることを忘れ見いってしまった瞬間が何度あっただろうか。
そして、お隣からはホルンの大先輩の素晴らしい音が聴こえてきて、またその表現に、聴き惚れてしまった。こんな静かだけど衝撃的なことはめったにない。
アマチュアの団体を振る必要性に対する意見、生意気ながらレベルこそ違うものの今の自分と重なる部分もあり、強く同感できた。
どちらにしても言えることは、やはり経験を積んでいるからこそ表現できる音楽、音、そして言葉。しばらく前にも書いたが、経験の重要性や価値。私は彼らのように立派にはならないかもだけど、やっぱり少しずつ積み上げていくことの大切さを再認識できました。ひとつひとつ、やっぱり積み重ねていくしかないですね。
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コメント
班目加奈様
学生時代から基礎もまた基礎から学ばれていて高学年まで極められて居るからこそのコメントですね。私たち素人からはおこがましいですけど日々精進されている姿は、親子ほど年下の加奈様ですが尊敬致しております。
投稿: 齋藤 友幸 | 2015年2月10日 (火) 22時43分
尊敬だなんて照れます(^_^;)これ以外はなんにも出来ませんよ~(>_<)
投稿: かな | 2015年2月20日 (金) 12時07分