
今日は門下生発表会の水戸の部。ちょっと少な目の出演者数でしたがなんとか終了。私はいつも通り疲労困憊(^_^;)片方の目は充血、以前の同じ症状の時、眼科では歳で毛細血管がもろくなっているからまたなりますよ〜と言われたのがまたでた(-_-;)
ブランクがあった生徒や卒業生が帰ってきてくれたり、下は小学5年生から、みんながんばっていい演奏をしてくれました。
うちの大家さんがよく言うことですが「音譜を見てゾクゾクしないとダメ」と。音楽をするのには、特にクラシック、このことがとっても大切なんじゃないかと思います。
最近は聴いて雰囲気で吹いている人が多いですね。そして楽譜を読んで吹くということがつまらないことだと。何回も練習して習得することが楽しくないと。
スケートでもサッカーでも語学でも同じだと思うのですが、出来ないよりも上手に出来ると楽しいですね。今、70代位の人たちは、高校の音楽で作曲まで習ったそうです。私も5,6才の頃、ソルフェージュのレッスンで曲を作ったのを覚えています。今、自分で歌っても、けっこう普通の曲です(『雪がふる』という曲です(^_^;))。でも、最近の学校教育の音楽では、楽しむということがメインで、ちゃんと楽譜の読み方など音楽の基礎を習わないと聞きます。そうなると、専門的な音楽教育は習い事や部活などで行わない限りないわけですが、ちまたの音楽教室でも楽しむことがメインであることが多いようですね。はじめはそれで楽しいでしょうね。でも、もっと違う曲をもっとこんな曲をもっとこんな風にとなってきたときに、単に楽しく演奏するだけでは思うようにいかなくなってくるのではないでしょうか?ましてや、音楽の道にと言ったときに、それでは全く対応できないという子供たちを何人も見てきました。有名選手の振り付けを真似して滑っていても、それはあくまで、素人の物まねでしかありませんね。どんなに気合いと根性を入れてやっても
、素人の領域は脱することはできません。
ラッパを演奏する基礎技術ももちろんですが、音楽の基礎もしっかり学ばないと。そして、楽譜から音楽を読んで表現する力を。物まねじゃなくて自分の心から。メトロノームさんがテンポを数えるのでなく自分で数えるのですし、チューナーに音を合わせるのでなく自分で音を歌うのです。それらが出来るように演奏技術を身に付けて、自分の出しいたい音に近づける。それが、少しでも出来たり近づいたら、ホントに「楽しい」のだと思います。そして、それを聴いてもらって喜んでもらえたら、もっと嬉しいですね。これはアマチュアでもプロでも同じですよね。
明日も真っ赤なおめめで朝からお仕事になりますね。『音譜を見てゾクゾクする』ような仕事がしたいものです。早く寝たい時に限って、こんなことが書きたくなっちゃうんだよなぁ(>_<)寝て心身ともに休めないと。おやすみなさい!