IBBSS 2015
昨年8月、イギリスIBBSS(Internationl Brass Band Summer School)に参加してきました。カーディフの空港から人気のないシャトルバスに乗って、なんと無人駅の空港駅から海沿いを電車でのんびりと。正しい道のりなのか心配だったけど、途中、車内で車掌さんから切符を買って、そして乗り換えて、スウォンジーへ。駅からはタクシー。なかなかのマニアックな田舎電車旅で到着したのは、スウォンジー大学です。お泊りは大学の寮。なかなかすっきりした、日本でいうT横インみたいなお部屋です。
参加者はイギリスをはじめヨーロッパ各国、アメリカ、オーストラリアなど世界中から100名以上。全員でのマスバンド。この人数はなかなか経験できませんね。
各パートに指導者がついて、細かなパート練習が繰り返されます。私はブラック・ダイク・バンドのプリンシパル、リチャード・マーシャルのクラスでした。
これはニックによる指揮のクラス。とても分かりやすいレッスンでした。私もちょっと振らせてもらいましたよ♪
夜は毎晩、指導者たちのコンサート。E♭バスのジョー。軽々と持ち上げて立ってソロを吹いていてびっくり。実は同い年でした(^^;)
コーリーのテナー・ホーンのオーエン・ファー。このちょっと前に日本で一緒に飲んでいたので、色々気にかけて声をかけてくれました。楽器をくるくる回しながら速いパッセージを吹いていて、全然プレスなんかしてないんだなぁ。
こんな豪華なアンサンブルも。そして、毎晩、ビールを飲みながら聴いているんだから、ホント贅沢。時折聞こえるカモメの鳴き声がまたいい雰囲気を出しています。
リハの会場にクエスチョン・ブックが置いてあって、何か質問を書いておくと・・・
後で、ちゃんと答えてくれました。中には「なんでそんなにリップスラーができるの~?」なんて質問も。
バンドは1人2つのバンドに所属しました。はじめのコンサートは、ブラス・イン・コンサート形式で、3つのバンドが競いました。ちゃんと審査員もいて、棒は参加者たち、そして、演出なども審査の対象になります。
個人レッスンもあったので、ソロの発表会もありました。私も一応1曲。吹いたのはスパークのマンハッタン♪
たくさん楽器も吹いたけど、ちょっとお楽しみもありました。みんなでイタリアン・ジェラートを食べに。今回は雨が多かったけど、このときはいいお天気で、とっても気持ちが良かった!
最終日はたくさんのお客様に囲まれて感動のコンサート。2つのバンドとマスバンド。
そして・・・・・・打ち上げは、バーでカラオケ♪もちろん英語!
という充実の1週間。とってもいい経験になりました。
そして、たくさん助けてくれたニックとアリソン。出発の朝、早朝6:00にもかかわらずお見送りに来てくれた。ホントに二人の人柄に支えられた1週間でした。
Thank you, Alison and Nick!!!
そして今年も、これに参加できることをうれしく思います。この経験を日本の皆さんにもとツアーを計画しました。ぜひ皆さんご一緒に!
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