From my father
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今日は朗読に音楽をつけるお仕事でした。もちろん決められた楽譜があるわけではありません。始めは私にできるのかなぁと思いましたが、なんとかなったようです。江戸川乱歩で内容も内容だったので、本当にサスペンスドラマの世界でした。効果音とか。素晴らしい読み手さんたちのお邪魔になっては申し訳ないし、存在感があまりなくても仕事にならないし、アンテナをしっかり立ててね。ミュートが大活躍!
そもそも朗読というのはほとんど知りませんでしたが、面白かった!当然なのかもしれませんが、お声が登場人物によってコロコロと変わるのですよ。本当に違う人のようです。若い感じになったり、貫禄ある人のようになったり。長い小説をどういう風に短くするのか、字を見なくてもわかるように。なるほどでした。素晴らしい共演者さんたち。またご一緒する機会もありそうです。
色々な仕事がありますね。楽しい!今回はこれでしたが、次は何かしら。
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月曜日にアメリカから帰国してあっという間に一週間が経とうとしています。帰国早々から日本での現実に戻ったわけですが、今回は数日後の水木とひどい時差ボケが。帰りの飛行機は食事以外ほとんど寝ていたので、そのまま復帰できるかと思いましたが、水曜は朝7:00まで眠れずほぼ徹夜、木曜は仕事終わりから睡魔に襲われ21:30に寝たものの4:30に起きて仕事をしていたけれど気がついたら二度寝をしていて大慌て。今晩くらいから戻ってくるかな。
そんな中ですが今回のInternational Women's Brass Conferenceは、日本人で女性で金管楽器を私になにができるのか、なにをするべきなのか考えるいい機会になりました。このカンファレンスはこのスーザン・スローターさんが25年前に立ち上げたものです。
彼女は女性で初めてアメリカのメジャーオケのトランペット奏者になった人です。私は一応、大学院では日本における女性金管楽器奏者の歴史と現在について研究をしていましたから、女性金管楽器奏者の歴史にはとても興味があります。私が学生の頃は、ちょうど日本でも男女平等と大きく話題になることが多かったのですが、今となってジェンダーのことを話すのは少し時代遅れになるのかもしれません。でも、歴史を知ることは大切ですよね。今まであまり英語が理解出来なかったので、日本語の文献で歴史を調べたりアンケートをとったりということで研究したわけですが、今回はアメリカで活躍する女性金管楽器奏者の先駆けとなった彼女たちから直接色々なことを伝え知ることができたのは、本当に良かった。そしてこのカンファレンスの素晴らしいところは、そういう女性金管楽器奏者のパイオニアたちに賞を贈呈したり、お話を聞く機会を多く設けているところだと思います。今回もアメリカとヨーロッパのパイオニアたちがたくさんお話を聞かせてくださいました。
私が2003年に初めてカンファレンスに参加した時に1番驚いたことは、たくさんおばあちゃんの演奏者がいたこと。それはプロフェッショナルに限らず、アマチュアでも。車椅子をおじいちゃんにおしてもらい、私たちと一緒にラッパを勉強に来てる姿を見て、まず日本ではこういう光景はないなと思いました。ですので、まずは私がおばあちゃんまでラッパを吹いていたいと強く思ったのです。その思いはもちろん今も変わりません。そして毎回、たくさんの刺激を受けてきました。
ですから、このカンファレンスに対する感謝がたくさんあります。今回、仲間に入って少しは運営をお手伝い出来たこと、とても嬉しいです。そしてこれからも、おばあちゃんになっても、それが続けられるといいなと思っています。まだ絶賛時差ボケ中ですが、同行者のみなさんにいただいたビール片手に、楽しく未来を考えてもっともっと成長していきたいと思います!
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先日も書きましたが、今回のInternational Women's Brass Conferenceでは、いくつかお仕事がありました。
1つはプレゼンターさんをご紹介すること。英語でどうなることかと思いましたが、何とかなったのかな。憧れのトランペット奏者、キャロル・ドーン・ラインハルトさんの経歴のプレゼンテーションのご紹介でした。彼女には会うたびに親切にしていただいて、ラッパだけでなく明るくかわいらしい人柄がとっても大好きです。
小さい時からのお宝写真に映像、来日の時のテレビ映像など、今、聴いても素晴らしい演奏。やっぱり憧れです。女性としても、こういうふうに歳を重ねたいものです。こんなお仕事を任命されて本当に光栄。
そして夜には、ラッパの五重奏でアメージング・グレイスです。亡くなったパイオニアの方に捧げるものでした。これもキャロルさんと並んで、写真では後ろ向きで残念ですが、元セントルイス響のスーザン・スローターさん。今回、カンファレンスの内部から運営を見て、彼女の偉大さが良くわかりました。人間が大きい。私の考えですが、出来る人はやっぱり素晴らしい人。私もそうならなければと改めて思いました。
そして昨日はソロ・コンクールのファイナルの審査。予想はしていたものの、やっぱり英語の語彙の少なさにショックを受けました。でもとても良い経験をさせてもらいました。少し日本と評価の基準も違うように感じました。すべてカーテン審査でもちろん公平。審査のあとのミーティングでの論議もとても勉強になった。日本を客観的に見る良い機会になりました。
親友のユーフォニアムのシャリー、テューバのメリッサ、ホルンのジュリー、そしてキャロルと。キャロルさんと審査の傾向が似ていて、2人で大笑い。
残すは今日1日、楽しんで帰ります。
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アメリカのニュージャージーにあるRowan大学で行われているInternational Women's Brass Conference 2017に来ています。2003年に初めて参加して、6回目の参加です。前回から任命されて今回はボードメンバーとしての参加です。英語がさっぱり通じない私ですが、6回目ともなるとみんな覚えてくれて、"Hi Kana!"と声をかけてくれて色々と助けてくれて嬉しい限りです。
今回は、日本からの参加者お引率してのんびりしようかと思っていましたが、ちょっとずつやることが増えて、今朝はクラスのパネリストを紹介するプレゼンターを。もちろん英語です。初めは日本語でいいからと言われていましたが、原稿を描いてくれれば読むよと言ったら書いてくれました。本当は自分で全部できたらいいんだろうけど、そうやって助けてくれる人が出来たことが嬉しいことだよね。昨晩から偉い人たちを何人も捕まえて読む練習をしてます(^^;; さてうまくいくのか。
そして、今晩はトランペットの五重奏。昨晩リハがありましたが、ちょっとの時間でもとても勉強になりました。やっぱり違うんだなぁ。たまにこうやって刺激を受けられるからいい。最近海外に向けて発信することも多いので、そんな点でもいい勉強になっています。そして金曜日はコンクールの審査員。審査は慣れているけど、やっぱり海外だからちょっと緊張します。
ここは私の居場所のひとつになってきました。こんな写真を見ているだけでも楽しい。あと数日、絶賛時差ボケ中ですが、がんばります♪
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