Cornet lesson
ウェールズのスウォンジー大学で開催されているInternational Brass Band Summer Schoolに来ています。
今日はCory bandのプリンシパル Tom Hutchinsonにコルネットのレッスンを受けて、いいアイディアをたくさんもらって、久しぶりに嬉しい! 私は学生の時に東京ブラスソサエティに入れていただいて、今はプリンシパル(コンサート・マスター)をさせていただいています。ソロでもコルネットをよく取り入れているし、コルネットにはこだわりがある方だと思う。 日本ではコルネットをメインで吹いている奏者はほとんどいないし、大概はトランペットから始まった人。私もそんな一人で、トランペットと持ちかえて、コルネットをどうやって吹くかずいぶん悩みながらやってきた。今も悩みはあるけど。マウスピースも作ってもらって。でも、悩んだ甲斐は、少しはあったかなぁとは思ってる今現在。 日本の吹奏楽では、コルネット・パートもトランペットで演奏されたり、コルネットに持ちかえたとしてもトランペットとあまりかわらないことが多い。こだわりのある私だけれど、残念ながら例に漏れずトランペットっぽいと思う。メインがトランペットである以上、仕方ないところもあるのだけれど。でも、吹奏楽の中でのコルネット・パートの意味、さらにはユーフォニアムとバリトン、テューバとバス、その違いや役目、ずいぶんわかってきました。 今日みてもらったのは明後日にこちらで吹くソロ。「僕はコルネット吹きだから…」とトランペットがベースにある私にはとても興味深い内容。トランペットでもコルネットでも演奏される曲だったからそうなったのかもだけど、今までちょっと漠然としていたトランペットとコルネットの違いが、またさらに少しわかった。技術、表現共に、やっぱり少し違いがある。となると、考え方もちょっと違う。なるほど!だった。トランペットにも活かされないこともないな。 明後日はすぐだけど、今回はコルネットらしい演奏にしてみよう。 色々と書きかえられた楽譜が面白い!