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2022年10月18日 (火)

My covid in USA

ブログの更新が5月のアメリカから途絶えていたと思います。

もうお話ししてもいいかなと思いまして白状しますが、

帰国前日に空港でPCR検査を受けたところ、

なんとpositiveが出まして(汗)

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本当にびっくりというか、

初めはなんだか事の事態がよくわからなくて、

空港近くのホテルの部屋で

呆然としましたね。

仕事先の代表者に、

「私はパニックってます」と(もちろん英語で)冷静に電話。

相手も「そりゃそうでしょ」と(もちろん英語で)(笑)

嘘だろと思って、

翌日検査を受け直そうかと思ったけど、

高額だし、

さらに空港での検査でpositiveが出ると、

飛行機に乗っちゃいけないリストに名前が載ってしまうので、

むやみに受けても飛行機乗れな位時間が長くなる可能性がるからね。

一晩寝たら冷静になって、

事態を受け止めました。

こんな時に限って、

保険に入ってなかったのよ〜

重症化したら、

破産だとビクビクした、本当に。

英語の世界で重症になるとか

想像つかなかったし。

 

時差もあったけど、

帰りの航空券どうするか、

日本の帰国後の仕事、本番も入っていて、

電話かけたりとにかくあちらの夜中に

バタバタと。

 

翌日のフライトまでのつもりの滞在だったホテルは

もちろん1泊だったので、

とりあえず食事に困らないようにせめて朝食はあるホテルを探して欲しいと

仕事先のアメリカ人の友人にお願いして、

ホテルをとってもらって。

他の仲間が差し入れを届けてくれたりして

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翌朝お引越し。

 

仕事先の弁護士さんとも相談しながら、

ホテルに滞在。

仕事先の仲間も、

次々とpositiveになっていたので、

まぁ仕方ないかなと思って諦めて、

横に万歳で寝てもはみ出ないような

大きなベットと広いホテルを満喫しながら色々対応。

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まずは航空券。

こんなこともあろうかと、

今回は安いのではなくちゃんと旅行会社を通していたので、

結果、帰りのチケットをオープンチケットにしてもらえました。

そこまでは大変でした。

日本の航空会社に電話をしても繋がるまで何時間もかかって、

現地のサポートに電話しても対応できないと言われ、

空港のカウンターに行ってと言われて、

空港まで出向いたけれど、

カウンターは空いてないとか。

とにかく紆余曲折の後、

オープンチケットしてもらって安心していたのですが、

実際いざ帰国できそうとなった時に、

同じクラスも、

さらには追加支払いをしてアップグレードしたとしても、

すでに飛行機が先2週間以上満席で取れないと言われ、

結局はまたアメリカ人の友人に、

新規に片道チケットをとってもらって帰ってきたという。。。

本当、帰って来られないかと思った!

さらに最近のことですが、

その使わなかったチケットは、

旅行会社を通して少し返金されましたが。

 

ホテルの滞在には、

ホテル側にpositiveであることは言う必要はなく、

朝食にテキサス州の形のワッフルを焼いて食べたり

(アメリカの友人に言われなきゃ、

これがテキサス州ってわからなかったけど(笑))

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隣のファミレスにご飯を食べに行ったり、

コンビニでお買い物をしたり、

ちゃんとローカルビールも飲んでたし、

楽しく過ごしていました。

あまり症状はなかったのですが、

よ〜く考えると発症からすでに数日経っていたので、

まだ検査はこんなでも

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出歩くことができて、

Uberで観光に行ったりして。

その話はまた後ほどですが。

オンラインでできる仕事はしてたしね。

 

今は違うけれど、

この頃は、陰性証明が取れないと帰国できないと言うことだったので、

症状がなくてもいつになったら帰国できるのか

正直かなり不安でしたね。

友人も色々遠隔で助けてくれて

毎日心配してくれる

アメリカの友人の英語のビデオ通話とかメッセージの返信も大変だったけど、

本当にありがたかった。

最終的には近くに日本人のお医者さんを見つけて、

日本語で状況を説明して、

発症から10日は旅行しちゃいけないって保健所の掟があるんだけど、

その発症日が検査の日より前ってことに診断してもらえて、

リカバリーレターを書いてもらうとか色々手はずを整えて、

7日目くらいにその日本人のお医者さんのところでPCR検査を受けたわけ。

朝食会場のお塩でやってた鼻うがいが良かったのか、

そこでお見事!陰性証明書が貰えたから、

ちょっと早い9日目くらいで帰ってこれたって感じ。

良かったよ〜本当に、帰って来られて。

 

結果的には、

私には良いリセットの時間になった。

日本ではもう本当に一杯一杯で、

逃げちゃいたいっていう思いもあったから、

神様が本当に逃がしてくれちゃったんだと思う。

でも帰国後の皺寄せが想像以上に大変で、

やっと10月の今になって落ち着いてきたってところなんです。

このpositiveが、

その前のずっとコロナ禍でおかしくなってたものを

整理する機会になったように感じてる。

あまりに突然で強制的で、

こんな大きな変化は今までの人生にないくらいだったけど、

それからちょっと自分が変わったように感じています。

また少しずつ、

報告していきますね。

と言うことで、

元々ひどくはなかったけど、

今は元気にピンピンしてますので、ご心配なく。

 

 

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