2019年6月17日 (月)

International Women’s Brass Conference 2019 vol.1

International Women’s Brass Conference (IWBC) 2019

参加してきました!

今回はとっても広い

アリゾナ州立大学。

フェニックス空港から

車で15分くらいなので、

いつも青い空に飛行機。

気持ち良いところでした。

D8ec7d5e82654e6abe0ee8201ffbc0d1

ここは砂漠だから!

とお友達が言っていたけど、

ホントに校内はサボテンだらけ。

Bf6a56a52fae4d10bdcbe5d3b9e81bf5

綺麗な青い空と

澄んだ空気の中の

カンファレンスでした。

これが音楽棟。

720edddf60794c3797aa2d010f7ce071

 

このカンファレンスは

元セントルイス響の

Susan Slaughterが設立しました。

Susanは、

初めてアメリカのメジャー・オーケストラの奏者となった女性です。

06c51e64876b439fb600aef7da7bcfaa

いつも私たちを歓迎してくれて

声をかけてくれます。

彼女なしにこのカンファレンスは語れません。

みんなに愛される

素敵な人です。

彼女の演奏を目の前で初めて聴いた時、

度肝を抜かれました。

あの音、

忘れられません。

C4aadd672a204b2cbe0f7abb0b7f768b

 

私は2003年に初めて参加、

ソロコンクールで入賞することが出来ました。

そのあとは毎回、

リサイタルを行ったり、

仲間や生徒たちを連れていったりしています。

数年前からはboard memberとして

運営にも関わらせてもらっています。

女性金管楽器奏者の

教育、育成、支援やプロモーションが目的として

女性奏者が中心となって運営していますが、

女性だけしか関われないということではなく、

もちろん賛同して一緒に運営に加わってくださっている男性もたくさんいて、

参加者も性別は問いません。

そして2年または3年に1回、

カンファレンスを開催しています。

毎回、

素晴らしい演奏者に出会い

良い刺激をもらっています。

 

カンファレンスの内容をざっとご紹介。

演奏会やレクチャーのほか、

ソロ、アンサンブルのコンクールや

オーケストラとバンドの模擬オーディション

(賞金あり!)

Ed323a7c2b2f4d4c8cdc073880a9751c

作曲のコンクールもあります。

参加者によるアンサンブルやウォーミングアップ講座

00e484ce1e3b4b8d86741ff666414be8

地元のバンドとの演奏会には

カンファレンスのゲストが共演したり

0ebc4e168cd84766b238dc5bd5adfce8

クラシックばかりでなく

ジャズ・ナイトも。

60034d5a1ce34c77b1333c7ec261408b

楽器メーカーや楽譜などのブースもたくさん来ていて、

テーマがテーマだけに

パンフレットも華やか

こうやってみると女性誌みたい。

Bebe4af808e946afb56cd4c4af46f9d3

 

日本でもずいぶん女性奏者が増えてきました。

音楽大学や吹奏楽部は

女の子多いですね。

日本でもぜひ、

このようなカンファレンスを立ち上げられたらいいなと

考えています。

近い将来、

皆さま、

ご相談させてください。

そして、

ぜひご協力お願いいたします。

 

続く

 

| | コメント (0)

2019年6月14日 (金)

Athena Brass Band

もう先月のこととなってしまいましたが

International Women’s Brass Conference 2019

に参加。

今回は、

Athena Brass Bandで吹いてきました。

Athena Brass Bandは、

2003年に結成された

アメリカで初めての女性ばかりのブラスバンドです。

何年か前から、

インペクのLauraに

一緒に吹きたい!と話していたのが

やっと念願叶っての共演となりました。

 

アメリカのブラスバンドで吹くのは初めてだったので、

とっても楽しみでした。

パートはtutti solo。

いつもとちょっと勝手が違うので

迷惑をかけないように

さらったさらった!

プログラムは、

Cooperに始まり

Year of the Dragonあるし

チャイコの4番まで

休憩なし。

9c9a8d54bc34404abd3240a5cd7ad343

指3本しか使わないけれど、

腱鞘炎になるかと思った(^^;;

 

楽譜はもちろんだけど、

指揮者のJessicaから

たくさんのガイドが送られてきていて、

こりゃちゃんとやらにゃ!

という感じだったのです。

リハ2日だったからね、

出来るだけ効率よくやるしかないからね。

 

リハは、

初日が2:00 pm - 8:00 pm

翌日も9:00 am - noonと2:30 pm - 6:00 pm

とにかく長いっ!(*_*)

ひと通り終わったあと、

また戻ったりして。

いやぁ

良く吹いた!

自分のバンドでも

「頭から」って言われて

またかーって思うこともよくあるけど(^_^;)

今回は吹いてない時も英語で気が抜けないし

(でも英語で困ることはなかったから

良かった〜)

Tuttiだから吹きっぱなしだし、

いや〜長かった!

 

でも、

“Singing!”と言われて

歌って合わせる場面が多くありましたね。

サウンドというよりはテンポの変わり目など

縦を合わせる時です。

大勢で吹いているところは特に

歌で確認の方が

バテないしわかりやすく練習出来ますね。

 

(話はちょっとずれるけど、

日本人が歌う「た〜たた〜」とか

「ら〜ら〜ら〜」とは

明らかに違う発音だってことが

良くわかった!)

 

リハから興味深いことばかりでした。

 

本番では、

ハンディキャップのある子供たちと共演したり

A38b918f02a0475a9d5205ba80eca2b4

(一人一人にガイドをする生徒さんがついてます)

A4dbd83608f54754a6e84d09ddc2afde

このカンファレンスのプレジデント

Joannaの為に書かれたソロがあったり

C923d672369d4ed687b4b6308df3b3dc

アメリカの最近の曲もあり、

色んな意味で

良い刺激をもらった。

日本で沸々と考えていたことも

ずいぶんスッキリ。

大きなパワーを

もらいました。

B871dcf7519043ee82a21f4bc5f7c01c

プリンシパルのAmy。

とても素敵な音の持ち主。

打ち上げにて。

5dbff00ea5b840a583bd4842241e1a55

 

Athena Brassのみなさん

どうもありがとう♪

一緒に吹けて

とっても楽しかったし、

嬉しかった。

49a473b56ddf41219412a55f83824f1a

これはCavitt Productionsからの写真。

 

 

追伸:

ヨーロピアンのチャンピオンシップを聴いて、

このAthena Brass。

帰国後すぐに自分のバンド

東京ブラス・ソサエティ(TBS)の定期。

思うところが

たくさんあります。

TBSもなかなか悪くない。

良いとこたくさんあるね。

今は教えてる大学が本番前。

来月はイギリス。

最近、金管バンド、

私の中でずいぶん大きくなってきました。

体調崩してる場合じゃないわ、こりゃ。

頑張らにゃ!

| | コメント (0)

2019年5月21日 (火)

Bohemian Rhapsody

アメリカに来ています。

飛行機の中では映画は観ない派なのですが、

英語対策で

映画を聞いているだけでも違うよ

と勧められ、1本だけ映画を観ました。

ボヘミアン・ラプソディ。

 

先日スイスに行った時の飛行機にもあったので、

観ればよかったかなぁと

ちょっと後悔していたのです。

この映画は

人に誘われて観に行って

大号泣してきた映画。

正直、

英語はモゴモゴしていて

勉強になったかはわからないけど、

二度目の今回も

やっぱり途中から大号泣。

良く聞かれるのですが、

私が号泣する理由は

恥ずかしいので秘密です。

完全にハマってます。

先日行ったモントルー、

映画の主人公フレディも愛した場所。

クイーンのミュージアムがありました。

Ca793cac830e4e21afcb11e9ca3c2e19

それも入場無料!

1fb1c186c1f243619c9431fb95850458

レコーディングスタジオを

カジノが買い取ったそうで、

カジノの上にあります。

996a891e3327479fa4c00cc338ce6c43

フレディの衣装や手書きの書類など

見どころ満載。

Fc6861739a5b4c248a893681e67d5cb9

近くのレマン湖畔には

CDジャケットでおなじみの銅像が。

9b8f29f5ff8147a58c7b191494a2d050

021d08147c114ddf880ff05b47b2f9b8

これを見ながら食事をしたりして、

5a511dbd075c45d781600981e886ce97

フレディ満喫の旅でもあったのでした。

EBBCの会場にも

こんな写真が。

7d8b5cd360e544aabaa25d963ec2ac04

ガラコンサートやユースバンドの演奏にも

クイーンメドレーがあったしね。

フレディはいないけど、

クイーンのツアーが企画されているそうですね。

日本公演もあるそうですよ。

フレディ、

生で聴いてみたかったな。

帰りもまた観ちゃうかも。

| | コメント (0)

2019年5月20日 (月)

Geneva town

 

モントルーの帰りに

1日だけジュネーブ観光。

レマン湖はやっぱり綺麗!

いいお天気で良かった。

73c6893d3c3845b3be33d32e66c954e4

私には2回目のジュネーブ。

少し方向音痴になってたけど、

ちょっと歩いたら

思い出してきた。

綺麗だし

歩きやすい街。

405a0937e8b8461c983aed2ad5444fb7

オペラハウス。

526c7d787e134ac2806fb15e388befad

パタパタと

スイス・ロマンドの鍵盤弾き

さやちゃんと連絡が取れて、

お昼休みのホール内を

見学させてもらいました。

ステキなホールだぁ。

953a4058d2d744af81263fb358916226

さやちゃんとパパとボスと。

さやちゃん、ありがと〜!

E91e38a893964cfbbc1812ea9ab5b02a

ランチは

レマン湖でとれたお魚のソテー。

ソーセージみたいなのは

中にお野菜とかが入ってるみたい。

ボスと私はもちろん

白ワインと共に。

7dddebad32ba4fdab721d551454678e4

サン・ピエール大聖堂。

E25675299ac14aaebb747a7d4ef63222

何時間でも座っていられそう。

Ac6bec338c1948f39939c2b51033ca7a

パイプオルガン修理中。

B1cb159dce7e401b81482414f7a4a9c5

最後は紅茶の専門店で。

6c25b2565315443fa2784fc9e346db4d

いい1日でした♪

| | コメント (0)

2019年5月19日 (日)

Montreux & Rochers de Naye

モントルーはいつもレマン湖と山が綺麗。

8694c7491cee4f2aba9e0f5da911a885

朝も夕方も、

Db6d608e148147858f07d58df55350b9

街中でも。

C13904b9f18d41519cff03f9a18c1969

モントルー駅の1番奥のホームから

登山列車に乗ってRochers de Nayeへ行ってみました。

Bfa60e38c92146b0a985a8e203dfc8f8

箱根の登山鉄道みたいだけど

結構速い!

景色を楽しみながら

1時間弱で終点Rochers de Nayeに。

ついたところは山小屋?レスト・ハウス。

外に出てみると、

じゃ〜ん!

22ea8c5769a04c48ac0a0c10befd27fe

雪の世界です。

登山の準備は全くしていなので

山頂までは無理。

ズルズル滑ったり

ロープにつかまったりしながら

近場で行けるところまで。

でも山の上の綺麗な空気に

身体も綺麗になるかんじ。

レマン湖もやっぱり綺麗。

C966db342f8c4cc9adc927b1f216958b

風がビュンビュン

吹き飛ばされそう。

息を切らして必死の散策から帰ると、

レスト・ハウスのあったかいこと。

まだ営業時間前だったのにもかかわらず

チーズフォンデュを出していただきました。

2e30c5fb6f4044978151dc275edbf41b

美味しかったなぁ。。。

夏には高山植物、

そうあのエーデルワイスなどが見られるようですが、

まだまだ雪の中

そんな気配は全くなし。

マーモットという動物が名物?みたいですが

それもまだまだ小屋の中でお休み中。

886ddfd4f81b4e678ad0e142f525f528

仕方ないので

レスト・ハウスのぬいぐるみにごあいさつ。

Ae6cc17c2fcd4c8294fdfb3e2a0423a4

思いのほか

素敵な2,042mの観光となりました。

また行きたい!

| | コメント (0)

2019年5月18日 (土)

EuroBrass19-7 extra

European Brass Band Championships 2019

こういうイベントに行くと必ずあるのが

色々なブース。

私は今回も

楽譜をたくさん買ってしまいました(^_^;)

お土産になりそうなものもたくさんあって、

楽しめますね。

中でも特にお世話になったのは

Bessonのブース。

3f6cfe62b3d845e9a28ddfada2e49fb1

もちろん、

楽器は買ってませんよ〜

面白かったのは、

マルクノイキルヘンのベッソンの工場が

360度ガイド付きで見られるこれ。

0324d65deb3d4b0ab7074132c15d63c1

グルグルまわりながら

実際に工場の中をせつめいを受けながら歩いてる感じ。

私は実はこの工場に行ったことがあるので、

懐かしかった!

 

今回は会場のカフェも美味しかったし

(噂通り高かったけど)、

ホールの外も楽しめました。

チャンピオンシップはなんと休憩がないので、

注目のバンドの時は人がいっぱいになって、

そうでもないバンドの時は

お客さんがダーッと出て行っちゃう。

それで外で食事を取ったり

ビール飲んだり

もちろんブースを回ってお買い物したり。

私は結構聴いたけど

(My boss 真理子先生は

なんと全部聴いた!)、

おトイレにはやっぱり行かないわけにはいかなくて、

バンドの入れ換えの時におトイレに行くのですが、

ある時席に戻ったら、

なんと、

スマホがない!

探してもない!!

トイレに忘れて来たかもと

見に行ってもない!!!

かなり焦りました( ̄▽ ̄;)

だって私だけじゃない!

先生方のご案内もしてるのに!!

慌てて受付へ行ったら、

まぁ落ちついてこれでも食べてって。

D2fb9873e17b437e8a69807834b13e08

いや〜それどこじゃ・・・

と思ってたら、

あったんです(T-T)

B29ee8ac2d224b8890f987c57527f549

これが貼られて

出てきました!

ホント良かった!!

いいお客さんばかりで!!!

と、

色々あったEuroBrass19、

印象深い旅になりました。

別の言い方だと、

珍道中(笑)

色んな意味で、

とっても楽しかった!

勉強にもなったし、

良い刺激になって

頭の中、リフレッシュ!

また行きたいなぁ。。。

終わり。

長々と

読んでいただいて

どうもありがとうございました!

 

明日からは

観光記事になります。

早く書かないと、

次の旅が始まっちゃうよ(^^;;

| | コメント (0)

2019年5月17日 (金)

EuroBrass19-6 Wardle Academy Youth Band

European Brass Band Championships 2019

ユースバンド Development セクションのチャンピオン

Wardle Academy Youth Band。

実は以前からご縁のあるバンド。

指導者であるLee Rigg先生は

Black Dykeのコルネット吹きでもあったわけですが、

私はJapan Ladies' Brassとして

マンチェスターにあるWardle Academyに伺って

演奏会をさせていただいて、

そしてもちろん合同演奏もしたことがあったので、

バンドもLee先生も、

他人とは思えない感じ。

 

チャンピオンシップ開催の日曜の朝

会場の入り口を入ると、

見覚えのある赤いユニフォーム。

そうなんです、

朝一からバッタリ!

ビックリの再会。

C5134de531f2400bbfa4471df9069dde

それもちょうど

前日の夜に武雄先生のことを

保護者の皆さんにお話したところだとか。

ロイ・ニューサムさんを通じて武雄先生に、

そしてMy boss 真理子先生へと繋がって

私にも来たご縁。

みんなで大喜び!

F9bd2eb446e14e52818be8b7abb5e755

 

午前中のユースバンドの演奏、

特にDevelopmentセクションは、

以前にも書いた通り

何がどう評価されるかによって

結果は大きく変わる状況でした。

My boss 真理子先生も3パターンの順番を考えていました。

3位が発表され

2位が発表され、

残るはLee先生のバンドともうひとつ。

さぁ!!!どっちどっち?!?!

 

そして…

 

「Wardle Academy Youth Band!」

 

とコールされると

キャー!ワァー!ウォー!

私たちのすぐ近くに陣取って結果を待っていたバンドのメンバーと関係者

そしてLee先生。

Lee先生はものすごく喜んで

色んな人と次々抱き合って。

指導者としては、

そりゃ嬉しいよね。

ホントによくわかる。

うるうる(;_;)

こっちも泣けてきます。

と思ったら、

こちらに駆け上がってきて

武雄先生に抱きつき、

真理子先生にも抱きついて、

ついでに私にも。

みんなで号泣(T0T)

いいなぁ!

こちらもなんとも言えない

胸一杯になりました。

 

そしてすべての発表が終わった後、

「ステージの上で一緒に写真を撮りましょう!」と

声をかけてくれたLee先生。

48a78c06188e4bf1bef9924efbe85dae 

この後に私たちも一緒に

写真を撮ってもらいました。

嬉しいっ!

 

そしてもうひとつ感動の出会い。

Lee先生が昨晩ちょうど武雄先生のことを話したお相手は…

実は日本の保護者の方で、

東日本の震災で被災され

関西でで数年暮らされた後、

旦那さんの故郷であるUKにお引っ越しされたという方々。

息子さんは当時の小学校1年生位。

そしてこのWardle AcademyでLee先生に出会い、

バンドの中で英語を覚えていったという息子さん。

立派にティンパニを叩いていました。

D0a02b347b414742863409cee6ffb8fc

バンドが繋いだご縁、

まさか噂をしていた武雄先生と翌日に会うことになるとは。

ビックリ感動のご両親。

何だかホッコリいい話です。

 

でもまだある!ご縁!

すべてが終わって買い物をしてアパートに帰っていたら

アパートの前で何だか見たことある人が前から歩いてくる。

なんと!

そう!!

Lee先生!!!

気づくと、

私たちのアパートにはアイリッシュ・パブ。

そうなんです、

皆さんで打ち上げにきたところだったんです!

またまたビックリ!!

慌てて部屋に買い物袋を置いて、

酒屋に寄ってお祝いのモントルー・ワインを買って、

パブへ。

マンチェスター・ユナイテッドのゲームを観戦しながら

懐かしい話がたくさんできました♪

 

 

朝、Lee先生にお会いしたとき、

我がバンド、

東京ブラスソサエティのバッジを差し上げていました。

Lee先生はそのバッジをつけて

本番に挑んでくださっていました。

やっぱり嬉しい!

3ef76650c76345b4a1e6daaaeda2d047

ブラスバンドのご縁で

こんな感動の素敵な1日になるなんて。

やっててよかった!

ホントに。

 

つづく。

| | コメント (0)

2019年5月 8日 (水)

EuroBrass19-5 favorites

European Brass Band Championships 2019

トランペット吹きの端くれとして書いておきたいことが。

9cb4cfa4ef354cd39e4c6b4950be7b09

Hans Ganschさんです。

オーストリアのバンドで吹いていると言う話を聞いたことがありましたが、

今回のオーストリアからのバンド

Brass Band Oberösterreichのプリンシパルの席には座っていなかったので、

もう吹いていないのかなぁと思っていたら、

武雄先生が「レピアノのところにいるの違うかな?」と。

やっぱりそうでした!

課題曲演奏後のロビーのカフェで1杯やっていた

指揮者のIan Porthouseと

バンドのマネージャーさんにお会いできて、

Hansさんともご挨拶することができました。

C0fb76f6701d4adeaedadb1e675e8cd2

皆さん穏やかで、素敵な方々です。

でも驚くべきはこの翌日、

自由曲の時でした。

この日の審査員でもあるJan Van dear RoostさんのFrom Ancient Times。

素晴らしいhigh Fが聞こえてソプラノの方を見ると、

吹いていたのはなんと!

Hansさん!!!

ソプラノのアシスタントをされていたのです!

その素晴らしいのと言ったら

私はこんなに素晴らしい音のソプラノの音は聞いたことがない!!!

ピッコロとはまた違って柔らかく

伸びがあって

バンドのサウンドとのブレンド感といい

ピタッピタッと決まって、

バンドのソプラノ奏者さんも素晴らしいのですが、

それをさらに引き立てるような、

さすがとしか言いようがありません。

演奏後、

1人で立たされていたバンドのソプラノ奏者が

Hansさんを引っ張り上げると、

会場からは拍手喝采。

バンドも落ち着いた正統的な表現とサウンドで

素晴らしい演奏でした。

きっとオーストリアのユースバンドも、

このような素晴らしい人たちが

指導しているのでしょうから、

それは上手くなるはずです。

私にとっては

1番の感動でした。

 

もうひとつ印象的だったのは、

地元スイスのBrass Band Bürgermusik Luzern。

Paul McGheeの新曲

King Kong on Rue Igor-Stravinskyを演奏して

会場を沸かせていました。

現代的で、

いわゆる「カッコいい」曲です。

これからのブラスバンドの曲は、

このようなものが多くなっていくのかもしれません。

いわゆるクラシックではなく、

映画音楽のような。

ブラスバンドならではの良さが

引き出されていました。

ユースバンドのPremierセクションで

Black Dykeのテナー・ホーン Siobhanが吹いたソロも

この作曲家さんのでしたね。

人気の作曲家さんのようです。

(ご本人もキング・コングに出てきそうな方でした(^_^;))

やはりコンテストですから、

選曲大事ですね。

このバンドの指揮者Michael Bachさん、

一方先を行く指導者さんのようです。

001497bf65cf4b74bf097f7621ff2f00

写真はお母様と。

武雄先生は彼のお父様Markus S. Bachさんと

古くからのお友達だそうです。

A924db655a264e51826cf5cf80e28fc3

そして

「うちの息子が教えてるバンドがこれから演奏するんだよ〜」

と言われて聴いたのが、

スイスの上手なユースバンドBML Talents

だったのです。

 

やっぱり

良いバンドは良い指導者から。

指導者の層も違うなと感じました。

いい勉強になりました。

 

つづく。

| | コメント (0)

2019年5月 6日 (月)

EuroBrass19-4 Gala Concert & Youth Brass Band

European Brass Band Championship 2019

勢い余って結果を先に書きましたが、

チャンピオンシップの表彰式は

実際は演奏後のガラ・コンサートの後です。

ガラ・コンサートは、

ユースバンドと前年の優勝バンドによるステージになります。

ですので、

今回は地元スイスのValaisia Brass Band。

ユースバンドのステージにはトランペットのPatrick Ottiger、

Valaisiaにはバス・トロンボーンのLionel Fumeaux

がソリストとして迎えられ、

素晴らしい演奏でした。

アンコールでは2つのバンド合同で

『スイス軍の行進』。

金管バンドではおなじみだし

ここはスイスだし、

とっても盛り上がりましたよ。

9dc160781a2645929390d96f16fae81c

 

その後に結果発表!

となったわけですが、

表彰式はこんな感じで、

ユースバンドがチャンピオン・バンドの国の国歌を演奏するわけです。

と言うわけで、

今回はウェールズの国歌。

626e9396d55949a28dbad5427f9ff3ab

客席も総立ちで

みんなで歌いました。

この時点で22:00を遠に回っていましたが、

この後Brass nightがあって

皆さん盛り上がったようですね。

 

それでも翌日は

9:30からユースバンドのコンテスト。

バンド指導をしている人間としては、

こちらもなかなか面白かった!

DevelopmentとPremierの2つのセクションに分かれています。

特にPremierセクションは、

選ばれたメンバーによるバンドがほとんどです。

このセクションにもそれぞれ課題曲があって、

Development : Stephan Hodel / Argos

Premier : Daniel Hall / Sanctuary!

課題曲(ソロも規定で決まっているのかな?)を入れて20分のプログラムを演奏します。

ほかのセクションもそうですが、

タイムオーバーは

1分ごとに1ポイント減点されます。

 

Developmentセクションでは、

やはりリトアニアのバンドBrass Band Aukštynが

素晴らしいアカデミックなサウンドを披露しました。

来年のヨーロピアンはリトアニアというだけあって、

この国のバンドの急成長には

目を見張るものがあります。

来年が楽しみです。

ノルウェーのSmørås Skolemusikは、

水の音を流しての『つらら』と言うフリューゲルのソロ、

また曲間もコントロールされ

洗練されたステージとなりました。

 

Premierセクションでは、

前回チャンピオンのイングランドのYouth Brass 2000が

安定した響き。

課題曲のほかに2曲も新曲!

ブラック・ダイクでもおなじみのSiobhan Batesのソロもそう。

ステージ横に演題が用意され、

その上でソロを吹きました。

さすがの貫禄ある演奏でした。

スイスのBML Talentsは、

優秀な音大生の集まりって感じです。

それぞれがとても上手です。

プロフィールを見ると、

才能のある若手奏者を集めて

個人レッスンなどもしながら育てていると。

ソリスト賞は

やっぱりこのバンドのトロンボーンのソリストさん。

私にとって

日本での管楽器教育について、

考える良い機会になりました。

でもオーストリアのバンドCatch Basin Brass Bandのテナー・ホーンのソリストも

驚く素晴らしさでした。

Owen Farrアレンジの

ハイドンのチェロ協奏曲第1番フィナーレでしたが、

音も良い、

センスも良い、

抜群!!!

この雰囲気もオーストリアならではなのかもしれません。

西洋音楽の良き伝統と言うのでしょうか、

そんなものをこのバンドから感じました。

それぞれの結果は…

2231212a7cfe40e3a866c05923622077

Premiereセクションの上位は、

やっぱり審査員の好みというくらいのハイレベルさ。

Development セクションは

ずいぶん教育的な観点を考慮して

審査されているようです。

日本のコンクールにはない良さですね。

 

日本のコンクールにないと言えば…

運営と言うか、

ステージの流れは、

正直良くない意味で日本ではあまりない感じしたね(^^;;

間が悪いと言いますか。

ご一緒した先生方とも、

キチッキチッと分単位で進む日本のコンクールを見たら

みんなびっくりしちゃうだろうねと

お話ししました。

ユースバンドの演奏会も

この最終日のFarewell concertも含め3回ありましたが、

演奏以外のところでだらけてしまって。

ちょっとのことで

もっと大きな拍手がもらえたりするのになぁと、

ちょっと残念。

ユースバンドだからこそ、

そんな指導があっても良いように思いました。

 

※ ユースバンドとは?

ヨーロッパ各国から

コンテストの何日か前に集まって作られる

バンド(18歳までかな?)です。

 

日程はこれで終了ですが、

まだまだ書きたいことがあるので

つづく。。。

| | コメント (0)

2019年5月 5日 (日)

EuroBrass19-3 Challenge Section & Own choice Championship

European Brass Band Championship 2019

4/27(土)午前は、

チャンピオンシップにはまだちょっと手が届かない

チャレンジ・セクションのコンテスト。

このセクションの課題曲の作曲者Mario Bürkiさん

D98f655836ac438abfc55de63154d7b2

じぶんでスコアを販売していたりして

気さくな方。

曲はTerezín。

演奏順と自由曲、審査員はこちら。

53b1a1fac4014d87bdd807fc73f054e7

このセクションの面白いのは、

25分の制限時間の中で

自由曲課題曲どちらから演奏してもいいこと。

聴く方としては、

やっぱりなんとなく課題曲先の方がいいですね。

大体のバンドは課題曲先にしてたけどね。

 

数年前に初出場だったリトアニアのバンド、

すごくレベルアップしていましたね。

これまた知り合いの女の子がプリンシパルだったけど、

とっても上手になってた。

サウンドも音楽の作りもアカデミック。

チャンピオンシップ・セクションに上がる日も近いのかな。

結果はきちんと演奏していたドイツのバンドが1位。

リトアニアのバンドは2位でした。

1. Brass Band Regensburg (Dave Lee) :5, (95) points

2. Brass LT (Russel Gray) :4, (93) points

3. 1st Old Boys (Stephen Cairns) :2, (92) points

4. Malaga (Victor Eloy Lopez Cerezo) :1, (89) points

5. Annan Town (Paul Drury) :3, (88) points

 

午後は1番の楽しみチャンピオンシップの自由曲。

演奏順と自由曲、審査員はこちら。

40441a15fc434328a503f6df9546b592

もう正直、

このセクションに関しては

書くことがありません!

なぜなら、

 

もう好みでしかない!

 

どのバンドも

ホントに素晴らしい!

やっぱりここにかけてきている。

その国らしさもすごく出ています。

Coryの素晴らしかったのは、

ブリティッシュの素晴らしいサウンドと、

全体の音楽の構成。

徐々に盛り上がって、

最後は聴衆の心をしっかりつかんで見事でした。

Paris Brassはやっぱりサウンドが素敵。

Eikangerはある意味完璧過ぎて、

個性に欠けたのかもしれません。

でも若さと言うか勢いがあって、

とっても素晴らしいバンドであることには

間違いありません。

3位から発表されるのですが、

そこでEikangerの名前が呼ばれると

会場からブーイング起こっていました。

私も思わず

「えーーーーーーーー!」

と叫んでいました。

でも、

本当に、

どのバンドが勝ってもおかしくない状況でしたね。

1. Cory Band (Philip Harper) (12/12) 95/98 = 193 points
Explorers on the Moon (Paul Raphael)

2.Paris Brass Band (Florent Didier) (10/11) 96/96 = 192 points
Music of the Spheres (Philip Sparke)

3.Eikanger-Bjorsvik Musikklag (Ingar Bergby)(11/4) 98/91 = 189 points
Concerto Grosso (Derek Bourgeois)

4. Brass Band Burgermusk Luzern (Michael Bach) (2/2) 91/97 = 188 points
King Kong on Rue Igor-Stravinsky (Paul McGhee)

5. Brass Band Willebroek (Frans Violet) (8/6) 94/93 = 187 points
Concerto for Brass Band (Roland Szentpali)

6. Valaisia Brass Band (Arsene Duc) (13/1) 92/94 = 186 points
Glass (Simon Dobson)

7. 3BA Concert Band (Luc Vertommen) (6/3) 97/88 = 185 points*
The 39th Parallel (Peter Graham)

8. Brass Band Oberosterreich (Ian Porthouse) (7/10) 93/92 = 185 points
From Ancient Times (Jan Van der Roost)

9. Brighouse & Rastrick (Prof. David King) (1/13) 89/95 = 184 points
A Brussels Requiem (Bert Appermont)

10. Provinciale Brass Band Groningen (Richard Visser) (3/8) 90/89 = 179 points
Old Licks Bluesed Up (Torstein Aagaard-Nilsen)

11. Gota Brass Band (Michael Thomson) (5/9) 88/90 = 178 points
The 39th Parallel (Peter Graham)

12. Concord Brass Band (Jesper Juul Windahl) (4/5) 87/87 = 174 points
Vita Aeterna Variations (Alexander Comitas)

13. Italian Brass Band (Filippo Cangiamil) (9/7) 86/86 = 172 points
Extreme Make-Over (Johan de Meij)

4beac6c1c379480eb65ff9337710e950

大興奮の1日でした。

 

つづく

| | コメント (0)

より以前の記事一覧