From Qingdao
中国に来ています。
夕方の便で羽田を出ましたが、
その時点で20分の遅れ。
乗り込んだもののなかなか離陸せず
さらに10分遅れ。
乗り継ぎがあったので
客室乗務員さんに話しておいて、
飛行機の出口まで誘導してもらって
空港の係員がMS.KANA MADARAMEのプレート持って
待っていて誘導してくれる
ということにしてもらったけど、
子供が熱を出して
伝染病の疑いがあるから
検疫係が検疫して
okが出るまで降りられない
と言われそこで機内で待つこと30分。
きっと荷物が出てこなくて待つようだから
ここで待っても
ターンテーブルの前で待っても
同じだよと
客室乗務員になだめられながら待って、
開いたとたん走って飛び出て
二人のプレート持った地上係員に誘導されたけど、
ターンテーブルには荷物がまだ回ってなくて、
なんと一番に出てきたのは私のスーツケース!
だったけど、
それを転がして走って次の便のカウンターに行ったものの、
8分前にcloseしたと言われ
アウト!
次の便はと聞くと、
明日の朝6:00過ぎ。
明日なんて無理!
英語で何とか粘って
他の航空会社で今夜の便がないか調べてもらいつつ、
青島の仲間に乗り遅れたことを連絡。
23:10発のがあることが判明。
すると仲間もすぐそれをとってくれてて。
でもその時点で21:45。
22:25にはチェックインしなきゃダメだよと言われ、
カウンターはどこ?
と聞くと隣の第2ターミナルで20分はかかると。
近道ないの?と聞いてもないと。
とにかく第2ターミナルに向かうと
仲間にメッセージして走り出すと、
青島の仲間からとれた!とメッセージ。
第2ターミナルにはシャトルバスでと言われ、
間違ったら終わるから、
何人もの警備員に第2ターミナルはどっち?
と確認しながら走って走って
やっと見つけたシャトルバス。
たぶん乗って5分もしないうちに走り出して、
それも普通の一般道路で、
信号停まったりするし
間に合うの~???と思いつつ、
バスに乗ったとまたメッセージ。
急がないと時間がないよと
青島の仲間からメッセージを受けて、
バスだから間に合うように祈ってて!
と言ってるうちに着いたのが22:01。
また便名のメモを見せてカウンターはどこ?
とそこらじゅうのインフォメーションやら警備員に聞いて、
何とかカウンター着。
チケット取れて、
荷物預けて、
また走る。
セキュリティチェックを受けて、
コート忘れそうになりながらゲートまで。
何だか人気のないゲートで心配になって、
ゲートにいたスタッフに
何時にゲート開くの?と確認。
10 minutes!とめんどくさそうに言われて、
やっと間に合ったことを確認。
良いマラソンのトレーニングになったよとメッセージして、
大汗かきながらトイレ行って、
念願の搭乗。
なんて安心したことか。
いくらポケトーク借りてきてるとは言え、
北京の空港の床の上で一人で年越しはね、
いくら私でもちょっと心配だよね。
いや~スリル満点。
ちょっとでもなにかあった
乗れなかったと思う。
乗り継ぎ遅れはこれで人生三度目。
1回目はアメリカで昼間で
伴奏者やら生徒と一緒だったし、
2回目も北京だったけど
ツアーの一員だったし。
まだ気も紛れたけど、
今回はね。
日本では色んなことが起こりすぎて
パンク寸前だったというか
もうパンクしかけてたかも。
今回の旅は楽しみとかそんなことも思う間もなく
ぬぼ~っと出てきてしまったから、
先制パンチをくらった気分。
でもね、
言葉も通じないこんな私だけど、
一生懸命迎えてくれる仲間。
恥ずかしいくらいの歓迎。
でもありがたい。
ホントに
ありがたい。
やっぱり人だよ。
人間だよ。
国は違えど、
そんな仲間がいること、
ありがたい。
明日も良い仕事しなきゃね。
気が引き締まった。
重い荷物持って走って、
また首の痛みが増しちゃった気がするけど、
こんな機会に恵まれて、
こんなにありがたいことない。
悩んでる場合じゃない。
私のするべきこと、
できること、
しっかりやらねば。
この旅出てきた意味が
もうすでに見つかった。
お部屋に用意された青島ビールが
美味しい。
冷たいけど、
心温まる。